
M&A
【M&Aの成功例とは?】
なぜ成功したのかチェックしよう
Yoshihide Saito, Tokyo
25 Apr. 2021
コンテンツ
はじめに
こんにちは、ヒデヨシです!
記事をご覧いただき、ありがとうございます。
M&Aに失敗した事例は数多くありますが、当然ながら成功した事例も数多くあります。
どんな方法でM&Aに成功したのかをチェックすることで、自社がM&Aを実行する時の参考になるでしょう。
M&Aを検討しているなら、成功事例をチェックして失敗しないようにするのが得策です。
それでは、M&Aの成功例についてご紹介しましょう。
また、弊社にて、M&Aの支援をしている他、マンツーマンでの起業・独立コーチングを開始しましたので、もしご興味あればコチラよりご覧ください。
M&Aの成功例を一挙ご紹介!
M&Aに成功した事例は数多くあるので、それだけM&Aを検討している時の参考になります。
それでは、M&Aに成功した事例をご紹介しましょう。
① 事業承継のために調剤薬局のM&Aを行った
調剤薬局を経営していたA社は、経営者の年齢が60歳を超えたため、すぐに事業承継を行う必要性がありました。
経営者には複数人の子どもがいましたが、それぞれ薬学部に進学しなかったこともあり、親族に事業承継を行うという選択肢はありません。
したがって、M&Aを利用して第三者承継を行うことにしました。
そしてM&Aを行うために取引先の銀行に相談したところ、M&Aの仲介業者を通して全国に展開する大手調剤薬局が紹介されました。
調剤薬局は利益がある程度確保されており、「取りっぱぐれ」のない業種でもありますが、すぐに新しい薬剤師が派遣され、無事に第三者承継を完了させることができたそうです。
M&Aを行う上でスピーディーなやり取りが重要になりますが、今回のケースでは話がスムーズに進んだ上に大手調剤薬局という信頼できる承継先に引き継ぐことができたのが一番のメリットでしょう。
② 傾きかけた経営が企業の傘下に入ることで持ち直した
親族内承継を行い、新たに和菓子屋の4代目として経営者になったB氏は、経営改善を行い、法人化を達成したことによって15人もの従業員を雇う事業に成長しました。
しかし、右腕として頼ってきた社員が退職したことにより、このまま本当に経営を続けることができるのか心配になったそうです。
しかし、税理士から経営のパートナーを得るために会社を譲渡する提案を受けたことにより、M&Aを行うことを決めました。
複数の買い手候補が見つかったため、そこから食品事業会社を選んで傘下に入ることにより、上手く経営を持ち直すことができたそうです。
食品事業会社の傘下に入ったことで経営を持ち直しただけでなく、経営が安定したことによって今後も社員を増やすこともできるでしょう。
③ 大手建築会社に売却した
とある建設設計事務所は業界での賞を受賞し、順調に業績を伸ばしていましたが、経営者が高齢によって病気を患ってしまったため、事業承継を行うことにしました。
経営者には複数人の子どもがいましたが、それぞれ建築に興味もなく、引き継ぎたい親族がなかったことから、親族に事業承継を行うことはできません。
商工会議所を通じてM&A仲介会社に相談すると、すぐに複数の買い手候補が見つかりました。
事務所側はハートがある会社に絞り、その中でも商材ルートによるシナジー効果が期待できる大手建築会社に売却することを決めたそうです。
業績が順調に伸びてきたのに売却することになるのは心苦しいですが、せっかく売却するならハートがあって今後とも業績を伸ばし続けられる会社に売却した方が良いと言えるでしょう。
その点では、シナジー効果が期待できる大手建築会社に売却できたのは大きなメリットです。
④ 突如親族内承継ができなくなったが、M&Aによって成功した
富裕層向けの家事代行サービスを提供しており、156人もの従業員を抱えるC社は、今後娘に事業を承継するために後継者として育てていました。
しかし、突然娘が急逝してしまったがために、親族内承継を行うことができなくなりました。
MBO(マネジメントバイアウト:経営陣による買収)による承継を検討していたこともある中で、セミナーを受けるうちに成長戦略としてM&Aを選択することを決めたそうです。
これにより、大手人材サービス会社に売却することが決まりました。
M&Aを行ったことで、これまで憂慮していた人材不足の解消に繋がり、事業内容もマッチしているので大成功を収めたと言えるでしょう。
まとめ
M&Aを行ったことによって、効率良く売上を伸ばすことができたり、事業承継の手段として有効活用したりとM&Aは様々な状況に対応できる有用な手段の一つです。
経営者が高齢になったり、承継する予定だった人が急逝してしまったりと、突然状況が変わったとしても対処できるのがM&Aのメリットでしょう。
一方、すぐに話がまとまるケースばかりではないため、早め早めに計画&検討を行う必要があります。
事業や企業としての成長戦略の1つとしても役立つので、M&Aを検討する場面は多くあるのではないでしょうか。
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